我が家の1歳のトイレトレーニング方法
1歳10ヶ月の下の子ですが、トイレトレーニングを以下のように進めてきました。ちなみに、上の子のときに布おむつやってましたが、特に目立った効果も無かったので、下の子は今まで完全に紙おむつで生活していました。
トイトレの下準備
急に素っ裸にしておまるに座れと言っても、1歳を超えてある程度物事が分かるようになってきた子供ははじめてのことに驚き、おしっこどころじゃありません。おまる(or トイレ)に慣れさせる、見慣れさせることが必要です。
8ヶ月 リビングでおまるを見せるトイトレのおまる選びのポイントは、 遊ぶ機能が付いていないシンプルなもの。
10ヶ月 リビングでおまるに座ってみる
トイレは遊ぶところではありません。おもちゃや音声がついていても気が散るだけだし、汚れた時に洗うのも大変で不潔です。
また、和式トイレを使う機会が減っているので、つかまる取手も無い方が良いです。取手ありのおまるに慣れてしまっていると、洋式トイレへの移行でつまづきます。
洋式トイレには、つかまっていきむ所がないので、安定して座れなかったり、落ち着いておしっこ出来なかったりしますし、足を閉じておしっこをする習慣がついていないと、高確率でトイレ外へおしっこを飛ばしてしまいます。
1歳 トイレのおもちゃを与える大人や上の子のトイレに興味を持ち、覗き始めたので、トイレのおもちゃを与えました。
1歳半 トイレのおもちゃにみずから座り遊びはじめる
はじめは上の子がぬいぐるみや人形を座らせて遊んでいるのを見ているだけでしたが、歩行開始頃(うちの子は遅くて1歳半です)に、自分が無理矢理座って遊び始めました。
子供の声で「ちっち、でたー」「ちっち、ない」などと音声が流れ、トイレ横のレバーを押すと、水流音と「バイバ~イ」という音声が流れます。
この遊びを繰り返したお陰で、トイトレ時に、「ちっち、ある」「ちっち、ない」が言えるようになっていたので、とっても助かりました!!
プレトイトレ
1歳8ヶ月 リビングで気が向いた時に下半身はだかでおまるに座らせてみる1歳8ヶ月の終わり頃に、トイトレをはじめることが出来る状態なのか見極めたかったので、おむつを脱いでおまるで座る練習をしてみました。ひんやりした感覚が嫌だったのか、始めの数回は嫌がりましたが、トイレのおもちゃに座る時に、お人形のパンツを脱がして遊んでいたので、パンツを脱いだぽぽちゃんを座らせてみると、案外すんなり座り始めました。
1歳9ヶ月 おまるをトイレ横の廊下に移動
座らせるのはオムツ替えの後にしました。気が向いた時だけやってたので、1日2回くらいを数日。タイミングよく、成功すればしっかり褒めましたが、ほぼ出ることはなく…
リビングでおまるに座れるようになったので、数日後におまるをトイレ横の廊下に移動しました。
特に問題なく廊下のおまるに座ってくれたのですが、トイレの中に設置すると、閉鎖空間がダメなのかしばらく座らなくなったので諦めました。
トイレトレーニング1週間目
廊下のおまるにある程度の時間(3~5分ほど)座れるようになり、大人のトイレに侵入してくることが増えたので、1歳10ヶ月からトイレトレーニングを開始しました。1日目
お風呂前後におまるに座らせる+オムツ替え時2回→1回成功託児所では紙おむつ生活。
2日目
2回成功3日目
追加で、朝着替える際におまるに座らせる→2回成功4日目
朝、オムツ替え後、お風呂前後におまるに座る→2回+お風呂前成功5日目
朝成功、オムツ替え後に排尿し、おむつを拒否してノーパンで遊びはじめる。その後、自分でおまるに勝手に行き排尿し、「ちっち、でたー」と教えに来た。
これはイケる!と思ってノーパンのまま放っておいたら、1時間後にクッションの上に盛大にお漏らし…子供と一緒に床を掃除し、クッションを洗う。
叱りはしなかったものの、本人が凹んでおむつをはきはじめる(笑)
子供と一緒におもらしの処理(床掃除など)をするのは、罰を与えるためではなく、漏らしたらどうなるのか、どんな手間がかかり、どうすることが良いのかを教えるためです。(モンテッソーリ的な)
「おまるやおむつじゃないところにちっちしちゃったから拭かないとね~」って感じです。
6日目
朝は出ず。上の子がトイレに行くタイミングでおむつを脱ぎ始め、勝手におまるにまたがり「ちっち、でたー」と事後報告。上の子にお股を拭いてもらい、「さっすが○○!すっごいねぇ!えらいね!カッコイイね!」と盛大に褒めてもらい上機嫌。そして調子に乗っておむつを拒否し、初のパンツデビュー。1時間ほどパンツで過ごし、「ちっち、ある?」と聞くと「あるぅ」と言うのでおまるへ連れていき排尿。
その後、ノーパンで過ごし、うとうとしながら子供布団にお漏らし…
上の子が幼稚園から帰宅すると、そさくさとおむつを脱ぎ、おまるにまたがり、「でたぁ!」とアピールして、お股をふいてもらい、褒めてもらう。
上の子に褒められたのが嬉しかったようで、その後、半日ほどかなり頻回に(30分に1回とか)「ちっち」と言い、おまるにまたがり、ちょびっと出したり、出なかったり。
「でたぁ!」と上の子を呼ぶも、「出てないやん!」「こんなちょっとじゃダメ!」とダメ出しをくらう。
頻回に座ったので大も1回成功。
7日目
おしっこが出そうになると、自分からおむつを脱ぐ動作をし、手を引いておまるに連れて行ってくれるように。そして、昨日上の子にダメ出しされたためか、「あるぅ」と言っている時は必ずある程度の量が出る。遊びに集中しているとおむつに漏れていることもあるが、おむつがパンパンという感じではなく、ちょろっと出たような感じ。
「▲▲の小さい時もお母さんがお尻拭いてあげたりおしっこ捨てたりしてたんよ~」と言うと、5歳の上の子が居る時は、ズボンとおむつの上げ下ろし、「ちっち、でたぁ」と言った後のチェック、お尻拭き、トイレへの尿の破棄、おまる洗いをすべてしてくれて下の子をかなり褒めてくれるようになり、親としてはかなり楽に!!
ソレを見て下の子が自分でトイレに尿の破棄をしに行こうとおまるを持ち上げはじめ、「あ、ダメ!」と叱ってしまった。反省。
我が家の愛用品、ニシキのトレーニングパンツ
私が気に入っているのはチャックル(ニシキ)の吊り式トレパン。外側は普通のパンツ、内側にぶ厚めの生地が吊り下げられています。外見は完全にふつうのパンツです。紙おむつの上に履くオーバーパンツに見えなくもないかな。吸収してくれる布部分が外側と重なって縫われていないので、干す時に中の分厚い布を外側に出して干せるので乾きがやや早い!!
だけでなく、おもらししなくなった時点で内側の分厚い布を切り離すことで、ふつうのパンツとして使えるので、ひとりっ子でも「もったいなーい」とか思わず、躊躇なく買える(と上の子の時は思っていた)トレパンです。
ハーフパンツにぶ厚めの吸収布がついているタイプもお気に入り。トレパンにずぼんとかはくとかなりモコモコするし、脱がせにくく、脱ぎにくいです。しかも蒸れる。でも、このタイプのトレパンだと、1枚着せただけなのに、見た目はワンマイルウェア。1枚で済むので、親としても楽だし、子供もすぐにトイレに行けるので重宝します。
トイレトレーニング2週間目
8日目
朝、お風呂前後、寝る前はおまるに座るのが習慣になってきた。おむつ(大)を変えた後でも、おしっこが出そうな時はおむつをすぐに履きたがらずにおまるへ向かう。
おむつやパンツを自分で脱ごうとしたり、「ちっち」と言って脱がせようとしたりして、脱げたら勝手におまるに座りに行くという行動をし始めたため、託児所にトイトレをしている旨を報告。
おまるに座っているのを見張らなくても、出るまで座っていて、出たら報告しに来る。
おまるにおしっこをするという習慣がついたためか、トイトレの開始時期は1時間おきだった排尿間隔が1時間半くらいまで伸びていた。
オムツ替えは 大 のときだけなのだが、おまるに行く回数も多いので、脱がせたり着せたりは結構頻回。
9日目
睡眠時以外の家で居る時間は、本格的にパンツに。もしも 大 を漏らした時の対策に、ソフライナーを布パンツに装着。220枚800円程度なので、1枚3.4円くらい?
ペラペラで固形物と汁物を分けてくれるただの不織布ですが、べっとり汚れた布パンツを手洗いするのは嫌なので。
10日目
1週間目にはほぼ失敗していた大、つまりうんちですが、おしっこを漏らさなくなったので心の余裕が親に出来たのと、布パンツに替えたので、汚されたくないという親の強い気持ちから、2週間目に、しそうな気配を察知した際におまるへ誘導していたら、何回か成功し、その後、漏れてしまっても教えてくれるようになりました。そして、おまるで排尿することで「お尻がサラサラが気持ちいい」と気付いたためか、うんちを漏らしてしまっても、座って潰すということが無くなり、コロンとした状態かはさまった状態で「ぷ、でちゃった」と言いに来ます。さらに、寝転んでオムツ替えをする機会が減ったためか、オムツ替えポーズを若干恥ずかしがる様に(笑)
ちなみにうちの子は便秘とは無縁のようで、1日3回ほど大をします(泣)
さすがに大のお漏らしは、私はイラっとするのですが、上の子は「出ちゃったんかぁ。気付かなくってごめんよぉ」と下の子に言いながらパンツかえてあげてました…神?
11日目
車でUSJへお出かけをして、自分や上の子のついでにSAのファミリートイレや子供施設のトイレをトライしてみました。初のおうち以外のトイレです。というか、家ではおまるなので、トイレで出るのか心配だったのですが、座らせるだけでおしっこがチョロチョロと出てきてちょと感動しました!!
(USJのトイレは便座が2枚になっていて、お尻が落ちずにおしっこ出来ました)
そして、大 は、おむつへ出したものの、座って潰すのが嫌だったのか、二人乗りベビーカーの後部座席で直立したまま情けない顔をしていました(笑)
朝7時頃におむつを変えて出発してから、本格的なオムツ替えは3回で、あとはトイレに行きました。
オムツ替えシートが設置されているトイレまで移動する回数が減り、USJのパレードをのんびり見たり、ミニオンパークの散策を楽しんだりする時間もとれました。
帰宅してお風呂が終わった後に、おまるに行きたかったようですが、運悪くトイレ内に入れてしまっており、(下の子はまだ独りでトイレのドアを開けれませんので)おまるに行くことが出来ず、おむつを片手に「大」をおしりに挟んだまま大泣きしていました。
子供なりに、おむつ内にするのは違う、と、思っているけれどおまるが見つからず、困ってしまったのか、おむつをはくまで間に合わなかったのか…。
トイトレをスタートする数日前には、お風呂上がりに床に「大」をしても知らん顔で放置していたことがある下の子ですので、困惑したような恥ずかしいような顔をして大泣きする姿を見て、精神的にも成長したんだなぁ、と。
12日目
朝、おしっこしてから1泊旅行へ出発。SAのトイレ、ホテルのトイレ、アンパンマンミュージアムのトイレ全てで支えれば座って排尿。移動中のトイレは1時間半ごとに上の子と一緒に連れていきました。ホテルにチェックイン後は袖を引っ張ってトイレに連れて行こうとしたり、「ちっちあるぅ」と言うのを待ってましたが、環境が変わってもきちんと言えてました。
13日目
朝から排尿して再度アンパンマンミュージアムの周りを散策。昼前にチェックアウトしましたが、出発前にトイレに連れて行くのを忘れてしまい、後部座席から「トイレぇ」と聞こえたときには渋滞の中でした~すまぬ。。
立ち寄ったアウトレットモールでもトイレに行き、帰宅後もおまるでおしっこ、うんち。
渋滞がなければ完璧でした。
14日目
家にいる間はおしっこを知らせてくれ、大も出来るように!!しかし、おしっこが出るのか、大が出るのかのアピールは結構いいかげんで、どっちでも「ちっち」と言ったり、出た量の「ちょっとぉ」「いっぱぁい」も合ってません。
出そうな感覚は分かるものの、どのくらい出たかは感覚的に分からないのか?
それとも言語理解能力の問題なのか…
トイレトレーニング3週間目
託児所が協力的だったため、漏らすの覚悟でトレパン登園しましたが、汚さずに帰って来ました。トイトレ中のお兄ちゃんお姉ちゃんに混ぜてもらい、おまるへ喜んで行った様です。さすがプロ!!チャイルドシートを汚されるのが怖く、託児所の行きと帰り、30分以上のお出かけは親の都合で紙おむつです。
しばらく外出時は親の都合で紙おむつ生活ですが、すぐにトイレに行けない所で「ちっち、あるぅ」と言われ、しばらくして「でちゃった」と悲しそうな顔で言うので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。。
1歳のトイレトレーニングで気をつけること
排尿感覚に気づきやすい環境づくり
スマホなどで動画を見せたりテレビを垂れ流すなど、無駄に他の刺激を与えすぎないでゆったり過ごす。長時間の外出を避ける
トイトレのはじめは混乱を避けるためにも、おまるの習慣をつけるためにも、普段と同じ生活が出来る時期を選ぶ。祖父母にたらふく食べさせられたり、夜更かししたり、旅行などで普段と違う環境ストレスを与えるような時期や長時間の外出などをしなければならない時期を避けてトイトレを開始。
脱ぎやすいおむつやズボン、汚れにくい服を選ぶ
タイトなズボンやきつめのおむつを避けて、自分で脱げるように配慮する。チュニックやスカート、丈が長めのシャツなど、おまるにまたがる際に邪魔になり、汚しそうな衣類を避ける。
他に、叱らない…トイレで出ると気持ちいいねぇ。と言う。トイレやおまるで出来たら過剰に褒める…などのコツがあるようですが、私には無理で、上の子は完璧にこの役をこなしてました。
トイレトレーニングパンツの副産物?!
たまたまそういう成長の時期だったのかもしれませんが、言語数が異様に増え、特に2語文がはっきりしました。(下の子はもともと発育が遅く、1歳半検診でひっかかるレベルです)。旅行などで連れ回したのが良かったのかもしれませんが、エルモ、ヌッピー(スヌーピー)、ハロウィン、トリッオアトリー(トリック・オア・トリート)…すごくかたよってる!!
また、文章暗記も長くなり、1から12までの数字数え、10から0までの逆さ数字数え、上の子のおんどくあんしょうドリルを隣で聞いて勝手に言うようになり「おてらのつねこさんがかいだんのぼってこちょこちょ」「てんもうかいかい…」など覚えてました。
しりとりは「りんご、ごりら、らっぱ、ぱんつ」など、パターン化して暗記しているようで、車中で上の子としりとりしていたら割り込んで来ました。
以上、上の子のトイトレを2歳半から行って、イヤイヤ期、反抗期、赤ちゃん返りのトリプルパンチでかなりしんどかったので、その失敗をカテにして、下の子を1歳代で「おむつはずし」した結果でした。
昼間におむつハズレしてくれると、(念のためおむつでもトイレやおまるに排泄してくれると)、子供へのメリットどうのこうのよりも、親の気持ちに余裕が生まれました(義父母の「まだおしめなのか」発言に付き合わなくて済むし。)
布おむつなんか使用したこともない下の子でしたが、我が家では、結果として、おむつ垂れ流し習慣を断ち切るのは早い時期のほうが楽でした。
1歳って思ってるよりも色んなことが出来るんですね。
【追記】
1歳11ヶ月
おまるを嫌がり始めたので、おまるを卒業し、完全に階段付き補助便座に移行しました。「トイレのぼる~」とご機嫌で、はじめの数日は不必要に登りましたが・・・。
設置さえすれば、自分でよじ登るので、お尻の位置を調整してあげてます。
- 折りたたんで立てかけておける
- 自分で登れる
- バラして保管できる
- 補助便座だけでも使える
夜のおねしょ用オムツをアンパンマン併用に変えたのですが、ふんわりしていて漏らしてもいい感じがするのか、朝のトイレに行かずにオムツにおしっこすることが増えました。
しまじろうパンツだと、カサカサの硬めなので、漏らしちゃダメだと思うのか、朝からトイレに行きます。とっても不思議です。
2歳0ヶ月
自立心旺盛な2歳の時期を迎え、自分で補助便座を設置しようとしたり、前も後ろも不完全に拭いたり、水を流したり、上の子が手伝おうとしても、とにかく「やる!」「できる!」と。気付いたらトイレから出てきていて、手にアレがついてたり…
夜の11時くらいに、パパの帰宅で目を覚まして「トイレぇ!行きたいのぉ!」と言い始めたり、上の子の時のオムツ生活と違って色々なことがあります。
ゴミの量と臭いがもの凄く減ったのと、オムツの減りがゆっくりになったのは良かったですが、オムツ替えと同じくらい手間はかかりますね。
トイレに行くのは、1日10回位です。便秘だったら2~3回減ると思うけど、うちの子は食べたら出るタイプなので。
朝のおしっこ
朝食後のうんち
おしっこ
昼食後のうんち
おしっこ
おやつ頃のおしっこ
夕ご飯前のおしっこ
食後~入浴前のうんち、おしっこ
おしっこ
寝る前のおしっこ